お産合宿でファミコンっぽい音楽が作れるアプリを作った
会社の開発合宿であるお産合宿10に参加して「picotii(ピコティ)」というChiptune(ファミコンっぽい音楽)が簡単に作れるiOSアプリを作ってきました。
自分がデザイン、@kuroyamが開発を担当しました。
結果としては、ちゃんと目標としていたApp Storeに申請するところまで行けました!!!!!
審査早く通ってほしい!!!!!!!
忘れないうちに、今回このアプリを作る上で自分なりに工夫した点を書いておこうかと思います。
Sketch + Zeplinでモックアップの共有を素早く行った
最近自分が携わっているminneのiOS・Androidアプリ開発でも使い始めたZeplinを使用することでスピーディーに画面・指示書を共有することができました。
【⌘ + E】でSektchで作成した画面を瞬間アップロードすることが出来るので素晴らしいです。
こんな感じで要素間のマージンなども自動計算してくれます。
また、フォントの色やサイズも自動でリストアップしてくれます。
超絶便利。
音楽作りの敷居を下げることを意識した
音楽を作る系のアプリは大体専門用語が飛び交っていてその分野に明るくない人には難しいなーと感じていたので、擬音語や誰でも分かる言葉に置き換えることを意識しました。
また、音楽を作るモチベーションを上げるために、キャラクターや世界観を作ることでアプリに没入してもらうことを意識しました。
以下ざっくり思考過程です。
- 一番優先することは音楽作りの敷居を下げたり、モチベーションをあげること
- 「親しみやすいキャラクター」と「アプリに没入するための世界観」を作ろう
- キャラは宇宙船が壊れて祖国に帰ることができなくなった宇宙人
- 「カイルくん」みたいにちょっと鬱陶しい感じにしたい(逆に愛着を持ってもらう)
- 変な関西弁を喋る
- この宇宙人を祖国に返すために曲を作る
- プレイヤーは曲を作るたびに「オトのカケラ(宇宙船を直すための部品みたいなもの)」を集められる(ゲーミフィケーション)
- 助けてあげてるのにめっちゃ上から目線で話しかけてくる
- 全体的に8bitなゆるい見た目にする
- 楽器の名前は小難しい名前ではなく「ぴこぴこ」とか「ポロポロ」みたいな擬音語にしよう。
というのをざっくり考えてチーム内で共有しました。
何か判断迷った時にあらかじめ設定・世界観チーム内で共有しておいたのでブレずに最後まで進められたのかなと思います。
この辺のキャラ・世界観設定のノウハウは去年のお産合宿で作ったギャルゲーの知識が生かされている(はずです)
毎回お産合宿前は、画面設計やサービスのトンマナレベルのものはあらかじめ決めていくのですが、今回他タスクに追われバタバタしていたこともありアプリの名前すら決まっていませんでした。。。
しかし思ったよりスピーディに開発を進めることができよかったです。@kuroyamに感謝。
まだまだ詰めが甘いところだらけなのでこれからブラッシュアップしていきたいと思います。
来年も参加するぞ!!!!!!11111
[2016年9月25日追記]
ついにリリースされました!!!!!!